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【ラグビー】逆転に次ぐ逆転で勝利に手が届きかけるも 日本一の夢 花園の地で散る/第62回全国大学ラグビーフットボール選手権大会3回戦  対京都産業大学

試合結果

2025.12.22

2日前

LOSE

慶応義塾大学

VS

京都産業大学

悲願の「日本一」達成へ—。慶大蹴球部は第62回全国大学ラグビー選手権大会の初戦、京都産業大学との試合に臨んだ。

 花園ラグビー場は地元・京産大を後押しするムードに包まれ、慶大は先制トライを許す厳しい立ち上がりとなる。それでも伝統の「魂のタックル」で京産大の猛攻をしのぐと、前半26分にWTB小野澤謙真(環2・静岡聖光学院)のトライとSO小林祐貴(政1・慶應)のコンバージョンで一時逆転に成功する。しかし終盤に2トライを許しビハインドで試合を折り返す。

 それでも風上に回った後半、闘志みなぎるタイガージャージが京産大に牙をむく。小林のペナルティゴール、小野澤とPR井吹勇吾(環2・桐蔭学園)のトライと畳みかけ、再び逆転に成功。それでも地元・関西で負けることは許されない京産大も反撃し、一進一退の攻防が繰り広げられる。

 そんな中、試合終了間際の後半37分、ディフェンスラインを切り裂いたWTB石垣慎之介(政4・慶應志木)からパスを受けたSH橋本弾介(法4・慶應)が相手の追走を振り切って逆転トライ。4年生の意地で奪った渾身の一撃により、慶大は勝利に大きく近づく。しかし直後の40分、痛恨のサヨナラ逆転トライを献上。ノーサイドの笛が「日本一」を目指した旅路の終わりを告げた。

 目標には届かなかった慶大蹴球部だったが、公式戦ラストゲームとなった126代の選手たちは、4年間の集大成を見せ、4年生のリーダーシップの下、下級生も自身の持ち味を遺憾無く発揮した。酸いも甘いも様々な経験を培った下級生が、来年この悔しさを晴らしてくれるだろう。

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著者:慶應スポーツ新聞会

写真撮影:慶應スポーツ新聞会